FIFA 11+ Kids 第三回 (最終回)

第一回、第二回に引き続き、今回は第三回としてFIFAメディカルチームの作成した小学生年代を対象にした怪我予防ウォーミングアッププログラム「FIFA 11+ Kids」のエクササイズ5~7を動画とポイント解説で紹介します。

なおこのプログラムの有効性に関しては、第一回の記述をこちらに引用いたしますね。

 

~~以下引用~~

まずはFIFA11+ Kidsの実施研究結果を、公式サイト(http://www.f-marc.com/fifa-11-for-kids/)から抜粋・翻訳したものをこちらに記しますね。

 

’’ヨーロッパの複数の国において計約4000人を対象に行ったリサーチではFIFA 11+ Kids をウォーミングアップに採用したグループは通常のウォーミングアップを行ったグループに比べ38%怪我の発生が少なかった。さらに大怪我とよべるものの発生は50%以上少ないものとなった。’’

~~以上引用~~

 

 

5: 連続で片足ジャンプ(ケンケン)

レベル1:連続片足ジャンプ(ケンケン)で前進

レベル2:連続片足ジャンプで前進と後退

レベル3:横方向へ連続片足ジャンプ

レベル4:コーチの指示を見て横方向への連続片足ジャンプ

レベル5:ボールを両手で持って、コーチの指示を見て横方向への連続片足ジャンプ

 

解説:レベル1は競争形式にして楽しみましょう。レベル2−5では姿勢や方向を変える際のバランスによりフォーカスしましょう。

 

 

6: スパイダーマン (体幹+ハムストリング)

上の画像と動画のエクササイズの種類や順番が少し異なっております。以下は動画の解説です。

レベル1:仰向けで膝を曲げ両手両足で体を持ち上げ、肩から膝までまっすぐにする。

レベル2:レベル1の体制から少しずつ足を伸ばしていく。伸ばしきったら元の状態へゆっくり戻していく。

レベル3:レベル1の体制でボールを足の裏でゆっくりドリブルする。

レベル4:レベル1の体制でボールをインサイドタップしながら前へ移動する。

レベル5:仰向けで両手をついた状態で、両足をボールの上に乗せて、ボールをゆっくり転がしながら前へ移動する。

 

解説:レベル1、2は15秒、3、4は5−10m、5は5−7mを1セットとして、各エクササイズを3セット行いましょう。ハムストリングへの負荷が高いので、二人組にするなどして回復時間を十分に作りましょう。また、休んでいる方の選手はエクササイズしている選手の姿勢をチェックしたり、体が上がらない選手のサポートをしてあげましょう。

 

 

7: 前転

レベル1:片膝をついた状態から、前転(でんぐり返し)をする。

レベル2:立った状態から、ゆっくりとかがんで前転する。

レベル3:立った状態から、勢いよく前転する。

レベル4:歩行からスムーズに前転する。

レベル5:ジョギングからスムーズに前転する。

 

解説: 前転をする際は頭を地面につけるのではなく、肩の裏の背中からつけていきます。右左それぞれ五回ずつ行いましょう。

恐怖心があってレベル1でなかなかうまくいかない子には大人が踏みきりや着地をサポートしてあげましょう。レベル5までできれば、ボールを蹴って、前転してからキャッチなどさらにレベルを上げることもできます。

 

 

 

以上がFIFA 11+キッズの紹介と解説です。

各エクササイズ、子供達にもわかりやすいレベル分けがされているので、全員が同じメニューを行うよりも、一人一人にエクササイズシートを渡してそれぞれのレベルで取り組む方が効率的だと思いますよ。

 

また、ボールを二つ抱えたり、片足ジャンプなどを斜めに行うことでさらにバリエーションや難易度を変えることができます。

 

是非皆さんの練習の中で取り入れて、未来ある子供達の怪我予防をサポートしてあげてくださいね!

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Category: トレーナー&フィジオ
By: Admin
Posted: 2019年06月05日 11:52

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