FIFA 11+ キッズ 第1回

「サッカーに怪我はつきもの」とはいっても、予防の知識がなくて怪我を増やしてしまうのは絶対に良くないですよね。サッカーを本気で頑張っている子供達にとって「小学生年代の怪我予防」=「現在そして将来の怪我を減らす大事な準備」ですね。 少年サッカーに関わるコーチの皆さん、ぜひFIFAのジュニア年代に特化した最新ウォーミングアッププログラムをチェックしてみてください。

FIFAのメディカル部門「F-Mark」が作成しJFAでも紹介されているサッカーの外傷・傷害予防ウォーミングアッププログラム「FIFA 11+」をご存知の皆さんも多いのではないでしょうか。

今回は特集記事として昨年発表された、11+の前段階7-13歳ごろの選手を対象とした怪我予防プログラム「FIFA 11+ Kids」を連載形式で紹介します。

 

まずはFIFA11+ Kidsの実施研究結果を、公式サイトから抜粋・翻訳したものをこちらに記しますね。

 

’’ヨーロッパの複数の国において計約4000人を対象に行ったリサーチではFIFA 11+ Kids をウォーミングアップに採用したグループは通常のウォーミングアップを行ったグループに比べ38%怪我の発生が少なかった。さらに大怪我とよべるものの発生は50%以上少ないものとなった。’’

 

また、同ページではFIFA 11+Kidsエクササイズのポイントは、「他動作をしながらの空間認知・定位・予測」、「体全体、そして片足での安定性」、さらに「安全な転倒の仕方」としています。

 

さて、それではこちらからエクササイズの一覧画像をみてみましょう。

7種類それぞれ5レベルずつ紹介されています。

 

まず第一回目の今回はYoutubeで紹介されていた海外チームの実施動画を見ながら一つ目と二つ目のエクササイズの方法とポイントを詳しく紹介しますね。

 

1: ジョギングから片足立ちストップ(ストップはそれぞれ3秒ほど)

レベル1:ジョギングからコーチの声の指示で片足立ちストップ

レベル2:ジョギングからコーチの手の指示で片足立ちストップ

レベル3:ボールを両手で持ってジョギングからコーチの声の指示で片足立ちストップ

レベル4:ボールを両手で持ってジョギングからコーチの手の指示で片足立ちストップ

レベル5:ドリブルからコーチの声の指示でボールの上に片足を乗せてストップ

 

解説:声の指示の際は頭の位置を自在に調整できるが手の指示(視覚)になると視線を固定するためによりバランスの調整が難しくなります。またボールを両手で持つことで手を広げられなくなりより脚でのバランス調整が大切になります。

 

 

2: 片足連続ジャンプ(ケンケン)とボールエクササイズ

レベル1:手に何も持たずに片足ジャンプで前進。3-5回でストップ(3秒ほど)。反対の足で続ける。

レベル2:両手でボールを持って片足ジャンプで前進。3-5回でストップ(3秒ほど)。反対の足で続ける。

レベル3:ジャンプの反対側の手を広げてボールをのせた状態で片足ジャンプで前進。3-5回でストップ(3秒ほど)。反対の足で続ける。

レベル4:片足立ちの状態で、地面に置いてあるボールを両手でゆっくりと頭上まで持ち上げる。

レベル5:片足立ちの状態で直立から上半身下半身を前後にゆっくり傾けていく。その際にボールをお腹の前から頭上へ、腕を伸ばして移動させる。

 

解説:レベル3のボールを片手にのせながらの片足ジャンプでは脚でのバランスと同時にボールのバランスを取ることを要求します。このためボールをつかむことや抱えることはこのエクササイズでは無しとした方がよいでしょう。

レベル4では、ボールをゆっくり正確に上下に動かすために、具体的なスタートとゴールを作るといいでしょう。(例:浮かせている方の足の下から、頭の真上へ)

 

 

三つ目以降のエクササイズは次回の記事で紹介しますね!

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Category: トレーナー&フィジオ
By: Admin
Posted: 2019年05月31日 12:24

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