ユルゲン・クロップがリバプールでおこなうウォームアップメニュー構成

ウェンブリーでのリバプール対マン・シティのキャピタルワンカップ決勝では、ユルゲン・クロップ率いるリバプールのウォームアップを興味深く観察していた。下記は、基本的なメニューである。ウォームアップでは、先発組だけが参加して、控えは各自でコンビネーションの確認をし、フィットネスコーチを伴い決められたエクササイズを行っていた。

Klopp Pool

 

選手は、32分前にフィールドに入り、1分間は各自自分のことをおこなっていた。多くのプレイヤーは、ピッチの横断しながらジョギングをして、数人はリフティングをしながら、ストレッチをおこなっていた。その後、フィットネスコーチが選手を円にさせて、ダイナミックストレッチやいろいろな動きを入れていた。その後、前進と背走を入れながら2回ピッチをおうだんする形でジョギングを入れていた。

Liverpool warm1

 

Liverpool warm 3

 

次のウォームアップは、コーナーフラッグ付近でコーンを使いながらおこなっていた。ここでも、(ブラジル体操のような)ダイナミックストレッチをしながら、5-10ヤードの短ダッシュを何本か伴い、最後の一本は、ハーフウェイまでそのまま走り抜けて、その後1分間のリカバリーとストレッチの時間を確保していた。

Liverpool warm2

 

次の6分間では、コーチを伴ってのポゼッションゲームである。選手は、ペアを組み5ヤード離れてワンタッチで早いパス交換をして、お互いのボールの感触を確かめることからはじめる。1分後に、各サイドに2人のターゲットを置いて、20x30ヤードのシンプルな4vs4のパスゲームに移行した。コーチは、ここでは先発のセンターバック2人(サコとルーカス・レイヴァ)をターゲットに指名して、2タッチでプレーするように指示していた。コーチは、ディフェンスのプレスとポゼッション時は幅を取ることを重視していた。45秒を4セット、各15秒ずつのリカバリーを入れていた。

Liverpool warm 4

 

2分間の攻撃のパターンプレーを確認し、その後、選手はコーナーフラッグに方に1分間のジョギングで向かい、80%の強度のスプリントを数本行い、ロッカールームへと戻るように指示されていた。

 

Liverpool warm2

 

ウォームアップの実稼働時間は16分間のメニューであり、細部まで良く考えられた構成であった。詳しいメニューは以下の通りである。

Klopper

キックオフの32分前にスタート

0-1分:個人でジョギングなど → 2-3分:ピッチをジョギング → 3-5分:スピードメニュー → 6-8分:技術的なパス交換 → 8-12分:ポゼッションゲーム → 12-15分:パターンの確認 → 15-16分:スピードメニュー → 16分:ロッカールームへ (了) 

 

著者(UEFA Aライセンスコーチ)のツイッターはhttps://twitter.com/GaryCurneen

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Tags: クロップ  練習アイデア  トレーニングメニュー  
By: Admin
Posted: 2016年03月23日 19:58

Reference: JURGEN KLOPP – LIVERPOOL WARM-UP

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