ボールを奪うプレストレーニング

今回トレーニングメニューを紹介するトニー・ミー氏はロザハム・ユナイテッドのアカデミー指導責任者である。ミー氏はUEFA ‘A’ライセンスを保持し、FAレベル1・2の指導者インストラクターでもある。ロザハム・ユナイテッドでは2002年より活動している。

セッション1:ウォーミングアップ

オーガナイズ:プレーエリアは22 x 18 (のちに44 x 18)赤・黄それぞれ6人ずつの2チーム。 十分な数のボールをコーチのもとに集める。

 

セッションの流れ:2チームでのボール回し、ボールを持っているチームは相手チームの選手間を通す意識を持ってプレーする。守備側チームは相手選手のミスを狙うかインターセプトのみでボールを奪う(フィジカルコンタクトやタックルは無し)。守備側は選手間を通されないように気をつける。トレーニングの始めからハイレベルなプレーの要求と競争意識にこだわる。

 

コーチングポイント:

  • 守備の際はチームの全選手がボールを奪う目標意識と姿勢を持つこと
  • 一番ボール保持者に近い選手はアプローチとチャレンジ(寄せる)
  • 味方選手は1vs2を作れるようカバーする
  • パスコースをあけないようにする。守備選手は間をあけないようにする。
  • ボールがしっかり前に見える位置にポジションを取る。
  • コミュニケーション

発展:エリアを広くし、より守備側にとって難しい局面とする。

 

セッション2:6 vs 7

オーガナイズ:(画像参照)フルサイズピッチ半面 ハーフェイライン上にミニゴール2つ マーカーコーンでエリアを視覚化するための線を引く 2チーム(黄6人vs 赤GK含め7人)黄2-3-1、赤は1-3-2-1システム  ボールは十分な数をハーフェイライン後ろのコーチの元へ集める 

 

セッションの流れ:コーチから赤のキーパーもしくはバックの選手がボールを受け、パスを回しながら、ミニゴールへ攻撃する。黄色のチームはプレスをかけてボールを奪い、カウンターアタック、もしくはボールを落ち着かせてから攻撃をする。

 

コーチングポイント:

  • 黄色FWの選手1ボールを持っている赤のバックに縦パスを出させないようにプレスをかける。
  • 黄色選手2(逆サイドの場合は3)はタッチライン沿いのパスコースを切る。
  • 黄色選手4は相手フォワードへの縦パスのコースを切る。
  • 黄色選手5と6はカバーとバランスのポジションをとる。
  • 内向きにプレーを限定する。
  • 可能な場面では2人でボールを奪いに行く。
  • もしパスかドリブルで相手が前進した場合はすぐに自陣ゴール側へ戻る(リカバリー)

 

セッション3:7 vs 7  (1)

オーガナイズ: フルサイズピッチ半面 フルサイズゴール2つ マーカーコーンでエリアを視覚化するための線を引く 2チーム(黄GK含め7人vs 赤GK含め7人)黄1-2-3-1、赤は1-3-2-1システム  ボールは十分な数をタッチライン外のコーチの元へ集める コーチングは黄色チームに対してのみ行う

 

セッションの流れ:

赤の選手がコーチからボールを受けてスタート(コーチは赤のどの選手にパスを出してもよい)。赤はハーフェイライン上のゴールへ向かって攻撃する。黄色はボールを奪い、カウンターアタックで、もしくはボールを落ち着かせてポゼッションを確定してから攻撃を行う。

 

コーチングポイント:

  • 相手ボール保持者に一番近い選手がアプローチとチャレンジを行い、縦のボールを出させないようにする。
  • ボール保持者からみて2列目の選手も縦の突破のパスのコースを切る。
  • バックパスのコースを切る
  • 向きにプレーを限定する。
  • 可能な場面では2人でボールを奪いに行く。
  • もしパスかドリブルで相手が前進できた際はすぐに自陣ゴール側へ戻る(リカバリー)。
  • コーチからのパスに対してすぐに全選手がそれぞれの役割を理解し反応する。

セッション4:7 vs 7  (2)

オーガナイズ: フルサイズピッチ半面 フルサイズゴール2つ 2チーム(黄GK含め7人vs 赤GK含め7人)黄1-2-3-1、赤は1-3-2-1

 

セッションの流れ:

7 vs 7のゲーム オフサイドあり

コーチングポイントなど:

  • 直前のセッションまでのコーチングポイントの確認
  • セットプレーの際の守備のコンセプトの紹介
  • 相手チームの特定の選手へ狙いを定めたプレス
  • 得点状況の設定:1-0からスタートしリードを守れるかどうか。

(了)

トニー・ミー氏のツイッターアカウント:@coachtonymee

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Tags: ユース・ジュニアユース対象  練習アイデア  
By: Admin
Posted: 2015年03月26日 15:54

Reference: Guest Session by Tony Mee – Rotherham United FC Academy – Pressing to win Possession

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