ゲストコーチセッション by ナイジェル・ロー

ナイジェル・ロー氏は2011年12月から北アイルランドプレミアリーグに所属するグレナヴォンFCのトップチームコーチとしての役職を任されている現在(記事掲載当時)27歳の指導者だ。 ロー氏は既にUEFA‘A’級ライセンスを保持しており、そしてトップチームレベルで活躍する最も若いコーチの一人である。

マルチファンクションセッション

 

スターティングポイント(局面1)

トレーニング目的: このトレーニングは速いテンポでなおかつ様々な面から選手に課題を与えるメニューである。我々がこのメニューを採用するときは次の3点に特にフォーカスする。1:攻撃面での積極性 2:集中力 3:攻撃から守備へのファイナルサードでの切り替え(訳注:ピッチをゴールラインに平行に3つに分けたときの自陣・そして相手ゴールに近い3分の1の両方)

トレーニングの流れ: まず相手GK(図の上ではGK1)からどちらかのCBへの長い浮き球パスを出しトレーニングスタート、そのボールをCBは2タッチでCMへつなげる。そしてその瞬間同サイドのAtt1が攻撃を開始しパスを出したCBと1対1を行う。(局面1)

ポイント: 相手GKからのロングボールを受けたCBが2タッチで確実にCMにつなげられること。CMがCBに対しての良い角度でのサポートポジションを取ること。そしてボールを受けるときの前へプレーするためのハーフターン(半身)のボディーシェイプ。CBの1対1の守備への即座の切り替え。CBはボールとゴールの間に入り、飛び込まないよう気をつけながら、ゴールから相手を遠ざけるようプレーすること。

 

局面2

トレーニングの流れ: 局面1でボールを受けたCMはCFとの連携で相手DF役ポールの陣形を突破しシュートを打つ。シュートを打ったらすぐに1対1で対応しているCBを助けに戻る。もし既に1対1が終わっていた場合もCMはしっかりダッシュでポジションに戻る。

ポイント: CFは最終ラインのDFを外す動きをしてボールを足下で受けるようポジションを取ること。ボールを受けたら落ち着いてゴールに背を向けながら2タッチでプレー。CMはCFから少し離れたスペースへ走り込み積極的にダイレクトでのシュートをゴール逆サイドを狙って打つこと。集中力、そして守備への注意力、責任を持って自陣ゴール方向へ急いで戻ること。

 

局面3:

トレーニングの流れ: 局面2でCMにパスを出したCFはすぐにDF役ポールの間を走りぬけ角度に気をつけながらペナルティーエリアに入り、ワイドサーバーからのクロスボールをダイレクトでシュートする。シュートした後はすぐにDF役ポールより自陣ゴール側に戻り守備的ポジションを取る。GK1から再度ロングボールでCBのどちらかにボールが出され局面1~3を繰り返す。

ポイント: CFのゴールからまず離れる・・力強い動きから少しゆっくりへ、そしてニアポスト前に瞬間的に入っていく動き。素早い調整や動きができるようクロスに対してのボディーシェイプの角度は45度ほど。様々な種類のクロスボールのタイプ。

発展: このトレーニングはチームのシステムやプレーモデルによって変化させていい。さらに選手を追加し、より高度にすることもできるだろう。

(了)

ロー氏の公式ツイッターアカウント:@Nige32

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Tags: ユース・ジュニアユース対象  練習アイデア  
By: Admin
Posted: 2014年11月27日 15:34

Reference: Guest Session Nigel Law – Glenavon FC, N.Ireland Premier League – Multi Functional Session

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