ビルドアップのトレーニングと指導ポイント by スコット・アリソン

今回はスコットランド・プレミアリーグ、セント・ミランFCのユースチームコーチ、スコット・アリソン氏のトレーニング「Building from the back 4-3-3 v 4-4-2」を紹介しよう。

スコット氏はUEFA Bライセンスに加え、スコットランドFA上級ユースライセンス(レベル5)、さらにキッズライセンス(レベル5)を保持している。

また指導者としてグラスゴー・レンジャースFC、リビングストンFC、さらにパトリック・シスルFCといったチームでU11からU19まで広く活動してきた。そして元スコットランドFAシニア技術委員/指導者インストラクターでもあり、またプロ選手としてもディビジョン3のイースト・スターリングシャーFCで現役を終えるまで活躍した。

スコット氏は魅力的で効率的な攻撃サッカーの指導を信奉し、伝統的なオランダサッカーやスペインのスタイルを研究している。なお、当サイト(訳者注:翻訳元サイト)では以前にも同氏のトレーニングを紹介しているので、ぜひこちらよりチェックしてもらいたい。

Developing an attacking style of play (未翻訳:英語ページが開きます)

 

4-3-3 vs 4-4-2での後方からの攻撃のビルドアップ

 

4対4+2ターゲットでのボールポゼッションでトレーニングスタート

(人数は実際の参加選手数に合わせ調整する)

ボックスの下半分へ攻撃側選手が1人下がることで、3vs2が作れるよう促す。

積極的にプレッシャーをかけさせ、ボールを持ったときに早く状況判断しないといけない状況を作る。

 

両サイドエリアを区切った8対8への発展

  • 攻撃側センターバック(下図では赤の2人)がしっかりとお互いに距離をとることでスペースを作り、ボールを受けられるよう働きかける。
  • サイドバックは高い位置でポジションをとる
  • センターハーフの1人が下がり、ボールを受けに入る。
  • GKには受け手がコントロールしやすいグランダーでのパスができる選択肢を探すよう促す。

 

GKからのパスの選択肢

  • 広がったセンターバック、そしてセンターハーフの1人が下がり受けに来る。(トライアングルが出来ている。)
  • 高い位置を取ったサイドバック

なおセンターバックに対しマークの選手がいてもボールを受けることを勧め、プレッシャーの中で自信を持ってプレーするトレーニングも行う。

 

相手フォワードがセンターバックの2人により積極的にプレスをかけてきている場合は、3対2で数的有利となっている中盤を活用する。

  • センターハーフの1人がよりボールから遠ざかり、マークについている相手選手を押し下げる。
  • 出来たスペースに高い位置にいたほかのセンターハーフのうちの1人が走りこみボールを受け、ビルドアップの起点となる。

 

もし相手のMF陣がコンパクトさを保ち、さらに相手FWがセンターバックへ積極的にプレッシャーをかけていたら:

  • 両センターバックを内側へ戻し、中盤の選手は押し上げる。そして両サイドバックが低い位置へ走り込みボールを受ける。
  • サイドバックがボールを受けたときに相手がプレスをかけてくる場合は、センターバックとセンターハーフとの関係で3vs2の数的有利をつくりビルドアップを行う。
  • プレスをかけられている状況では速いパス交換でボールをまわす。

(了)

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Tags: ユース・ジュニアユース対象  トレーニングメニュー  
By: Admin
Posted: 2014年10月07日 13:59

Reference: Guest Session by Scott Allison, St Mirren, Building from the back 4-3-3 v 4-4-2

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