トレーニングセッション:長短のパスからの1vs1

今週紹介するのはショート+ロングパスの技術、1vs1の攻防の局面、そしてさらには切り替えの瞬間にフォーカスしたトレーニングだ。

この練習では各ポジションごとのプレーに取り組むだけでなく、試合で要求されることも多く含まれている。フィジカル面としては短時間で高負荷の運動と回復にはげみ、技術的には時間と相手選手両面からのプレッシャーの中でパフォーマンスを求められる。試合の中で起こりうる状況という点では特にFW、DFそしてGKの選手達は戦術理解の面でも気を抜けない。また精神面でも特に練習が切り替えを含んだ発展メニューとなったときは状況判断力と集中力が要求される。

 

SET-UP: 練習オーガナイズ             

2チームで行う。以下の図では青が攻撃側、赤が守備でスタートするものとする。

ピッチ半面を使うものとするが、年齢やプレーレベルによってゴールを動かして調整する。GKがそれぞれのゴールに入る。

選手AがBにパスを出し、プレーがスタート。Bは遠い方の足(訳者解説:半身になった状態で受け、そのときにボールの出し手から遠い方の足:以下の図では右足)で受けて相手GKがキャッチできるよう高いロングボールを蹴る。 

Bはこのロングパスを出した後すぐ、フィールド上中央寄りの守備的な位置へリカバリーの動きをする。またこのロングパスのあいだに相手選手Cがポジションを上げ攻撃の準備を始める。そしてGKはボールをキャッチしたらすぐにCへボールを送り、Cが攻撃、Bが守備で1vs1を行う。

各選手プレーが終わった後はそれぞれのチームの列へ走って戻る。なお、最初のパスの後AはBの位置へ上がり次のターンを待つ。GKも3分でローテーションする。

 

選手がトレーニングを理解し流れがよくなったところで、守備側のチームがボールを奪った後に攻撃することを許可するといいだろう。

Progression: 発展

次の段階では青のチームがゴール両側に列を作る。そして、前段階同様AがBへパスしスタートするが、BはAへボールを落とし、それをAがロングキックで相手GKへ送る。

このロングボールが出た瞬間に青の2選手(CとD)はより良いポジションへ移動する。ボールをキャッチしたGKはどちらの選手にもパスを出すことができる。そしてAとBの赤チーム両選手が青の2選手に対応し2vs2の状況となる。1vs1のときと同様赤がボールを奪えば、すぐにカウンターを仕掛けるようにする。

著者(UEFA Aライセンスコーチ)のツイッターはhttps://twitter.com/GaryCurneen

著者の刊行物の紹介はこちらよりどうぞ。http://garycurneen.com/book

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Tags: ユース・ジュニアユース対象  練習アイデア  
By: Admin
Posted: 2014年08月22日 12:09

Reference: SESSION OF THE WEEK

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