カウンターアタックに対する守備のトレーニング

サッカーにおいて最も危険な状況の一つとして、攻撃チームが前に人数をかけている際にボールを失い攻守が切り替わった状況があげられる。カウンターアタックのピンチに曝されるこの状況では実際に多くの失点が生まれている。

今回の記事ではコーチ仲間から質問のあったこのテーマのトレーニングを採り上げよう。

 

Question:

私のチームのDF陣はあわてやすく、ほとんど毎回のようにカウンターアタックに対してもろさを見せています。いつプレスをかけるべきか、いつ引いてスペースをケアするべきなのか、といったことに加え、中盤やフォワードの選手も急いで戻りDF陣を助けるといった基本のコンセプトを理解していないようなんです。この状況を改善するなにかいい練習方法は無いでしょうか?

 

Answer:

数的不利な状況や陣形が整っていないときの守備には、それに応じた守備戦術の理解が求められる。相手攻撃選手の方が味方守備陣より人数が多い局面ではDF選手は相手の攻撃スピードを落とさせ、遅らせることで、前にいる味方選手が戻れる時間を稼がなくてはならない。

以下のアニメーションで示された試合形式トレーニング(SSG=スモールサイドゲーム)では、攻守が入れ替わりながらこの状況下で必要な選手達の守備スキルを磨く支えとなるだろう。

 

翻訳者による動画説明

練習の流れ: 3対3+キーパーのゲームトレーニング。守備側チームの1人は相手ゴール横、それ以外の選手はピッチ内でポジションを取る。キーパーからボールスタート、ゴール横にいた選手(Recovery DF)はそれと同時にピッチに入り、ゲームに参加する。

数的不利な状況での守備の原則(Principle of Defending – Outnumbered):

2人のDFはコミュニケーションをとりながら相手の攻撃を遅らせる。ピッチ中央に両選手が寄ることでエリアをコンパクトにする。同時に攻撃方向をできるだけサイドに散らさせる。

Recovery DFは出来るだけ早くボールよりも自陣ゴールに近い位置に戻り守備陣に加わる。

ボールを奪えれば、即座にカウンターアタックにつなげる。

 

攻撃側チームが守備側ゴール近くまで前進した場合、DFの1人は距離を詰めてプレッシャーをかける、そしてもう1人はカバーのポジショニングをとり、Recovery DFはやはりしっかりと戻ってこなければならない。シュート機会がある状況ではプレッシャーを特に厳しく。

Recovery DFが間に合い3vs3の形になれば、ボール保持者のマーカーはプレッシャーを激しく、他の2人ははそのカバーにまわる。インターセプトが出来れば、カウンターアタックを仕掛ける。

(了)

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Tags: 練習アイデア  
By: Admin
Posted: 2014年07月12日 01:21

Reference: Football Training on how to defend a counter attack

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