ビルドアップ vs ハイプレッシャーのトレーニング

このトレーニングは、フィールドの高い位置からのプレスをかけるチームに対して、バックラインからビルドアップをするトレーニングとなる。ボールポゼッションをチームで取り組む一方で、プレスをかけるチーム(青チーム)がハードワークすることで、より赤チームは多くのチャレンジに向き合い、問題を解決しなければならない。そのため、ハイテンポのプレスはこのトレーニングに欠かせない要素である。

すべてのプレイヤーは、ボールの有り無しに関わらず役割と責任を持っている。バックラインからプレーするチーム(赤チーム)は、幅のある展開、アタックポイントへの切り替え、ポゼッションのためのプレーの判断、可能な時には前方へボールを運ぶ機会を探してほしい。

 

セットアップ:

プレーエリアはコートの半面。最初は13人のプレーヤーで構成し、6人の青いビブスと6人の赤いビブスにゴールキーパーを加える。トレーニングが進んで来たら、追加のプレイヤーを加えていくといいだろう。戦術的には、赤いビブスのチームは、4バックに2人のセントラルミッドフィルダ―で構成し、青いビブスのチームは、ミッドフィルダ―と2人のフォワードで構成される。

目的:

6vs6の通常のゲームで、攻撃サイドは大きいゴールを目指すのに対して、守備チームはハーフウェイライン上、2つのゴールの一方にボールを通す。赤チームはプレイヤーがオーバーラップをしてドリブルでゴールを通過しなければならない。

ボールはゴールキーパーからスタートして、ディフェンスチーム(赤チーム)はバックラインからビルドアップして前へ進んでいく。青チームは赤チームがゴールキーパーからのボールにタッチするまでプレスはかけてはならない。

 

コーチングポイント:

-赤チームのサイドバックは、幅を充分にとってゴールキーパーからのボールを受けられるようにしておく。

-青チームはボールを奪ったら、スピードを上げてパスとアタックをおこなっていく。

-赤チームのセンターバックは、深くポジションをとり、サイドバックやミッドフィルダ―のポゼッションの際のバックパスの選択肢になれなければいけない。

-状況判断を意識することは、赤チームにとって不可欠であり、チームメイトを前線に押し出すための縦パスやスルーパスのための視野が必要となる。

-赤チームのサイドバックがボールを受けるとき、セントラルミッドフィルダ―はスペースを見つけ、「崩し」のためにコンビネーションを構築しなければならない。逆サイドのサイドバックも、フィールドの高い位置でパスの選択肢となる必要がある。(下図参照)

応用:

コーンの向こう側に赤チームのためのターゲットプレイヤーを追加する。フォワードとして、ターゲットプレイヤーはサイドからサイドまで動かなければならない。これにより、プレーのスピードを上げて、青チームにより多くのハードワークを課すようになる。

ボールポゼッションにおいては、赤チームは崩しのスピードをはやくして、前線へのパスを供給するためターゲットを探さなければならない。※下図参照(了) 

 

著者(UEFA Aライセンスコーチ)のツイッターはhttps://twitter.com/GaryCurneen

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Tags: トレーニングメニュー  コーチングアドバイス  
By: Admin
Posted: 2014年04月18日 16:42

Reference: BUILD UP PLAY V HIGH PRESSURE

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