グアルディオラ 9vs9のスモールゲーム

今回のトレーニングセッションでは、バイエルンのペップ・グアルディオラのメニューを紹介したいと思う。これは、ハイテンポのパス回し、流動性と戦術的な要素を多分に取り入れたグアルディオラの典型的な練習である。

Pep bayern

 

彼から私たちがいつも教えられることは、実際の試合がいつも教師となって、彼のコーチングポイントは、練習に試合の部分がしっかり統合されていることである。それは、実際の試合の場面を切り取り、またそこに小さな試合がある。

各プレイヤーは、常に自分のポジションでチャレンジを与えられ、意思決定の要素がフィールド全員の集中力を必要とする。この練習からは、青いビブスのフリーマンでさえ、役割を持ち、ゲームの中で責任を持っていることが見て取れるし、規律が常にチームのポゼッションの中で役割を果たしている。

練習方法:

この練習は、2つのペナルティボックスの内側でコートを作り、フルサイズのゴール1つとタッチラインに4つの小さいゴールを作る。チームは9vs9で分かれて、3-3-3とキーパーで構成される。ブルーのプレイヤーは、常にポゼッションをしているチームでプレーして、このフリーマンは、常にミッドフィルダ―の役割を担う。

どちらのチームも、真ん中のフルサイズのゴールとサイドの2つのゴールの計3つに攻撃する。赤チームは、1,2,3のゴールに、黄色チームは、4,5,6のゴールに攻撃する。

ゲームの目的は、オフェンスの部分では、バックラインの空いているスペースを探し出すことである。もし、ディフェンダーが中央に寄りすぎていれば、サイドのゴールを狙えば良い。ディフェンスの部分では、テンポが早いので、多くのフィジカル的な要素を求められる。

 

Pep SeshNew

 

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考察:

-この練習ではサイドバックが攻撃に参加することを奨励している。サイドのプレイヤーがボールを受けたら、ゴールをするために即座にリスクを追って前に出なければいけない。

-両サイドのフォワードが担うディフェンスは、大きな構成部分でもある。サイドバックはボールを持った場合すぐにゴールできるので、フォワードはサイドバックをマークする重要性に気付くようになる。また、彼らは味方のサイドバックが攻撃参加してきた時に、サイドで孤立にさせないように組立てに参加する必要がある。

-この練習はまた、フリーマンの周りでボールを保持しながらビルドアップするのに最適な練習である。フリーマンは、まるでアメフトのクォーターバックのような役割を担い、どのエリアに侵入するべきが探りをいれていく。このポジションには、非常に意思決定の要素が必要とされるので、このゲームはそのような判断の練習をするには最適な方法だろう。

-小さなフィールドでは、ゴールキーパーはパスの距離が変わってくる。あなたがビデオの中で一人のゴールキーパーをずっと追うことはまずないだろう。キーパーは、ボールを持っている時にも快適にプレーでき、適切なタイミングで良いポジションを取る必要があることを認知しなければいけない。

-ディフェンスは高いラインでプレーする。これによって、フィールドの高い位置でのプレスが可能になる。グアルディオラは、スモールフィールドのゲームでも、ディフェンダーに深く陣取ることをさせない。これは、グアルディオラの哲学であり、彼がそれを毎日選手に伝えているのは明白である。(了)

 

著者(UEFA Aライセンスコーチ)のツイッターはhttps://twitter.com/GaryCurneen

著者の刊行物の紹介はこちらよりどうぞ。http://garycurneen.com/book

 

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Tags: グアルディオラ  練習用アイデア  コーチング哲学  
By: Admin
Posted: 2014年04月08日 14:40

Reference: SESSION OF THE WEEK – DECEMBER 12, 2014

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