サッカートレーニング、発展性と課題設定が必要 Part 3

今回はポルトガルのポルト市のカンファレンスにてプレゼンテーションを行った、「サッカートレーニングには発展性と課題設定が必要」というトピックの最終章を紹介しよう。

 

今回もポルトガルのポルト市のカンファレンスにてプレゼンテーションを行った、「サッカートレーニングには発展性と課題設定が必要」というトピックを引き続き話したい。

さて、早速、トレーニングメニュー例を前回同様グラスルーツコーチングwww.grassrootscoaching.comから採用し見てみよう。この練習は「ダイアモンドシュートトレーニング」と呼ばれ近距離からのシュート力向上に取り組んでいる。もちろん練習オーガナイズのねらいは「できるだけ試合に近い状況や流れの中で数多くの近距離シュートの機会を創り出すこと」である。

 

ダイアモンド 発展練習 2

 

 

練習手順

-          全選手に番号をつけ、それをチーム全員が覚える。

-          片方のチームの外のパサーへコーチ(控えGK)からボールが配給される。その間にエリア内のFW2人はスペースへ動き出し、ボールをもらう準備をする。

-          エリア内のパスのタイミングを見計らって、外の選手のうち1人がエリア内へ走りこみ1タッチパスもしくはシュートを試みる。

-          1連のシュートまでの連携が終わった後、エリア内から外へ1人出し、次の回への準備をする。

練習ルール

·         全選手が得点を決めなくてはならない。

·         チーム全員がボールに触れた上で得点を挙げなくてはならない。シュートで触ることもOKとする。

·         全て1タッチパスでつなげる。

·         シュートも1タッチで行う。こぼれ球を決めてもカウントする。

 

ダイアモンド 2チーム間での勝負 2  

先にチーム全員がシュートを決めたチームを勝ちとする。順番を守ってシュートをする必要は無い。

 

 

ダイアモンド 発展練習3 –  守備の選手(DF)を導入し2vs1の状況を創る。

 

練習手順

-          片方のチームの外のパサーへコーチ(控えGK)からボールが配給される。その間にエリア内のFW2人はスペースへ動き出し、ボールをもらう準備をし、DFは守備に備える。

-          パスがエリア内へ配給されると同時にDFはボール奪取機会を探し、ボールを受けていないFWはサポートに動く。

-          シュート後はすぐにエリアの内と外の選手を入れ替える。

-          更なる発展:DFを2人つける。

 

重要指導ポイント

·         エリア内のFW選手はDFの選手の状況に配慮しながら、ボールを受けている選手へのサポートの動きをすることで実践的なシュートチャンスを創り出す。

·         シュートの正確性にこだわる。

·         FW2人にコミュニケーションをとらせる。

 

ダイアモンド 2チーム間での勝負 3

どちらが先に4ゴール決められるかを競う。DFがボールを奪取した場合は、ボールを失ったチームから1点引かれる。 

 

 

ダイアモンド 最終発展練習

– 比較的小さめなピッチで5vs5 (GK有り)の試合を行う。小さなピッチによりシュートチャンスは自然と多くなる。フォーメーションは2-1-1や2-2の形に順応させよう。

そして選手がそれまでの練習で取り組んだ「シュート機会の創出と実際のシュート力」をパフォーマンスできるかを観察しよう。(了)

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Tags: コーチングアドバイス  全年齢対象  
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Posted: 2017年02月16日 13:53

Reference: THE NEED FOR PROGRESSIONS AND CHALLENGES WHEN COACHING SOCCER – PART FIVE

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