選手用行動規範(態度のルール)を作ろう

ついこの間、練習試合からの帰り道、運転しながらどうしても相手チームのある選手のことが心に引っかかっていた。とくに、その相手チームのコーチは私のよく知る人で、指導に非常に力を入れている人だったからなのだが、そんなコーチなのに、1選手に試合を台無しにさせてしまった。

少々粗っぽい彼のタックル、そして交代させられた時の文句に加えて、何よりも私を苛立たせたのが、試合中の私のチームの選手に対して、胸トラップを「ハンドだ!」と執拗に非難した姿だった。

そして何とももったいないことに、この試合はとてもいい試合となる可能性があったのだ。点数も接戦で両チームともによい技術を見せていた・・・なのにこの1人の選手が全てを台無しにしてしまった。

 

指導者と保護者それに選手たちは、ある判断をめぐって試合中に口論することとは、試合の価値を下げるだけだということに気がつかないといけない。誰もそんな言い合いなど見たくない。ほとんどの保護者はただ子供のサッカーを楽しむ姿を見たいだけなのだ。なのに、もしマナー違反の言動や、敬意を欠いた行為を許していれば、そんな姿など見ることができない。

 

選手用の行動規範を作り、折に触れて選手に再確認させることは非常に重要なことである。

では以下にて、サッカー選手用行動規範がどのような事柄を含むべきかを記してみよう。

 

サッカー選手用行動規範の概要:

  • 試合における選手の役割を反映している。
  • ジュニア選手たちはもちろんこの規定を知らされており、それが何を彼らに求めているかも理解している。
  • 選手たちは誰だって負けることがあることを理解している。勝つ時もあれば負ける時もある。負けた後もマナーは守る。
  • 勝ったチームを称え、審判を始め誰かを非難しない。次の試合でよりいいプレーをできるようにモチベーションとする。
  • 潔い敗者はマナーの悪い勝者よりも尊敬を勝ち得るということを理解する。

 

試合への責任 

  • 試合を通じて自身の運動能力、サッカーの技術、戦術理解力、体力の強化に努める。
  • 最大限に努力する。それがたとえ負け試合であっても。
  • より年下の後輩など、周りの選手たちへの模範となるようにする。
  • 汚い言葉は絶対つかわない。
  • ルールを順守し、フェアプレーを心掛ける。

チームへの責任

  • サッカーのルールや精神を理解する。また大会ルールなども積極的に理解する。
  • 成功と失敗の両方を受け入れる。勝利も敗北も同様に訪れる。

対戦相手に対しての態度

  • 相手チームにも常に敬意を払う。
  • 暴力や汚い行為、怪我を誘発するプレーなどは避ける。

審判や試合主催者に対しての態度

  • 審判団の判断に不平を言わずに従う。もし説明がどうしても必要な時はキャプテンのみが尋ねる。

 

(了)

 

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Tags: 全年齢対象  コーチングアドバイス  
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Posted: 2012年01月17日 20:58

Reference: Soccer coaching tips to draw up a code of conduct for young players

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